演戯集団ばぁくうの稽古場であり発表の場として、アトリエ戯座は誕生しました。
演劇を作る集団として、自前の稽古場と想いのままに発表できる場を持つのは、当然のことと考えていました。
それから30年、その当然なことを、もう一度試してみたいと思いました。
今考える佐藤順一の演劇感と俳優感、そして信じる舞台を、志ある演劇人を目指す皆さんと一緒に、
アトリエ戯座レパートリー劇場として、舞台上で実践します。
まず第一弾は、アトリエ戯座レパートリー劇場1、チェーホフ作「街道筋」。
なぜ既成の作品なのか、と聞かれます。それは、現在まで残るに足る作品の強さがあることと、
俳優が俳優であるために心に抱く大切なことが、詰まっているからです。
それは演じる側から言えば、作品を尊重することと、その背景を含めた役作りの重要性を経験できるからです。
我々の舞台は、手作りです。それは、演劇上演に必要な「演劇愛」と「演劇脳」を育てるため。
とはいえ、それが舞台でどう活きるか、それは、観てのお楽しみ。
今後、アトリエ戯座では、演劇づくりの場として、俳優修業の見直しの場として、
環境が調った上での皆さんの参加をお待ちします。
ではまた、佐藤順一。
演戯集団ばぁくう
アトリエ戯座レパートリー劇場No.1
「街道筋」
作 アントン・チェーホフ
演出 佐藤順一
2018年
8/25(土)14:00/19:00
8/26(日)14:00/19:00
9/29(土)14:00/19:00
9/30(日)14:00/19:00
10/27(土)14:00/19:00
10/28(日)14:00/19:00
※開場は開演の30分前です
料金 2,000円
会場 アトリエ戯座(ばぁくう内)
お問い合わせ先 演戯集団ばぁくう
〒810-0044
福岡市中央区六本松4丁目11-25-5F
TEL 092-736-1220
Mail nrd47497@nifty.com
ロシアの街道筋の一軒の木賃宿…
このチホンの宿屋には、今夜も街道を通る人々、
恵まれない社会の底辺で生きる人々が、
過酷な運命にあらがうように、集まっていた。
若きチェーホフのエネルギーあふれる作品。
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