福岡における舞台芸術は近年、東京・関西からの流入が増え、演劇・バレエ等の一流の公演が盛んに行われるようになってきた。しかしながら地元で活動するダンサーや演劇人などの舞台芸術家は、そのマネージメントの難しさや発表する機会の少なさによる経験不足から小さな発表会はできても、地元の劇場を使う等の大きな公演を行う機会はほとんどない。 一方週休二日制が定着し、余暇を使ってアートを支援したいと思う地域の方々や自分たちのまちをより文化的にしたいと願っている人々も多く存在する。その両者をつなぎ合わせ、より円滑に地元で活動するアーティストと地域の人々をつなぐアートマネージメントセンターを発足し、福岡を中心とした若手舞台芸術家や地域住民に貢献したい。 また、舞台芸術の発表に関して、地元自治体及び他の法人との連携が不可欠で、それに対応する為にも当アートマネージメントセンター福岡を特定非営利活動法人にしたい。