「福岡で上演する」自分にそう約束をしたのは、この作品の初演2013年、今から6年前になります。
この作品「寿」で、北海道という私自身のルーツを辿りながら繰り返し上演してきました、同時にこの作品に関わってくれた仲間に公演地の希望を聞き、叶えてきました。最後に残されていたのが遠く、福岡でした。
ここまで必ず来られると信じて、一つずつをやり遂げてきました。よく働き、よく稽古し、作品がより良くなる様に励んで来ました。この目標に向かっていく内に、「寿」は、いつしか自分の代表作と呼ばれる評判を頂く様になっていました。とうとう達成します。
きびるフェス、というひと枠に拾って頂きました。この事に関して私がどれ位、感謝と感激をしている事か、わかってもらえないと思います。ですから、舞台はいつでも、ここで一度人生をやり遂げる様な気持ちで立たねばならないと自負してきた志を、観てもらいたいと切に希望しています。手渡させて頂きたい。
劇場でお会いできる日を心待ちにしています、タイミング合いましたら、迷わずいらして下さい。腕を振るって演じさせて頂きます。
柴田智之(俳優・アーティスト)
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