【第506回】川口大樹(万能グローブ ガラパゴスダイナモス/作・演出)

初めましての方もそうでない方も。万能グローブ ガラパゴスダイナモス、作・演出の川口です。

現在、7月1週目に福岡のイムズホールで上演する「ナイス・コントロール」の稽古真っ最中です。ていうか稽古場で慌てて書いてます。

ガラパは今年で結成14年目の劇団で、「一貫してシチュエーショコメディを上演」という触れ込みで芝居を作ってきました。ちなみに旗揚げ当時のガラパの福岡での評判は大体こんな感じです。「お客さん集めるのが上手」「長いコント」「ギャーギャーうるさい」「勢いだけ」「宣伝が上手」「制作が上手」。作品のことを褒められた記憶はほぼないです。

あまりに褒められないので、腹たって、福岡演劇界なんか馴れ合ってたまるかと尖って距離を置いてみたり、かと思えばちょっと褒められたくて抽象舞台や、文学っぽい雰囲気ちらっと匂わせてみたりと、近年、方向性にやや変化球を混ぜてました。

ですが来年の15周年に向けて、久々に、ガラパの代名詞とも言うべき男子校馬鹿騒ぎノリの、ど真ん中まっすぐドタバタコメディをぶちかます予定です。長いコントよりは成長してると思いますんで、福岡産のエンタメ、ぜひイムズで体験して頂けたら!では稽古に戻ります

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