【第530回】吉田亜希(エアリアルアーティスト)

「私の特技はエアエアリアルです」とプロフィール写真を渡すと、ん?な顔で上下ひっくり返されます。言葉の意味も訳分からなければ写真も反対なのかと思う方が大半です。

今、滞在制作している「Air」は現代サーカス、その中でもエアリアルと呼ばれる空中芸で多くが構成されています。現代サーカスは作品やアーティストによって様々で定義はないようなものですが、ダンスや演劇的要素、美術や音楽と融合させたり表現方法としてサーカステクニックを使う総合芸術です。観る人の中にあるものによって観え方も多様。まだ知らないあなた自身の想像力に気づかされたり、感想もそれぞれの”人”が見えるようで観終わった後にも楽しみを残してくれます。

時には豚骨の香り漂う誘惑の多い歓楽街のairの中で、時にはアクロス山の山頂のairの中で…

福岡に滞在し切磋琢磨して生まれたものをヨーロッパとアジアから集まった私たちの身体のフィルターを通して混じり合いゼロから出来上がる「Air」。この瞬間を目撃しに来てください。

そしていつか福岡でも私の特技、エアギターならぬエアエアリアルでひと笑い取れる日を楽しみにしています。

2020.11.21

Aerial dancer/Aerial choreographer

Profile 吉田亜希 幼少期から体操競技を始め 日体大卒業を機にエンターテイメントの世界へ進み アクロバット&フライングのショーに出演 所属中に多様なダンスや演劇等の身体表現を学び 同時に空中パフォーマンスと出会う tissue (aerial silk),ring(aerial hoop),aerial net,code,trapeze等の様々な空中パフォー マンスにふれたことでアートサーカスの世界に魅了され 近年では欧米にもエアリアル修行に訪れる 現在エアリアルティシューを中心に独自のスタイル で空中の自由な表現を模索 オリジナルのサーカス器具を作り現代サーカス作品の創作も行う またインクルシブエアリアルの活動にも興味を持ちトレーニング方法等を学んでいる 空中でのトリックだけでなく空中での表現や空間演出に定評がある 近年の活動、2009~2016Ayumi Hamasakiアリーナツアー、2009~2016Ayumi Hamasaki カウントダウンライブ、 a-nation、 紅白歌合戦、NHKsongs、MusicStation、日テレドリームフェスティバル,氣志団万博、ryu siwonアリーナツアー、Hiromi Go special concert 2019にエアリアルパフォーマー として参加 国民文化祭、愛知万博、山本寛斎super show、VALENTINO X`mas show、 London Hair Show、IndonesiaAsiatriFes、Music Video、CM、国立文楽劇場勘緑文楽劇EdithPiafStory 他 東京大会公認SLOW LABELプログラム、ARTE PIAZZA BIBAI美術館、日仏合同作品サカイデマングロー ブ、日仏合同作品空知遊覧、横浜パラトリエンナーレ、ながめくらしつ等の現代サーカス作品に参加 Macau MGMcotai Aerialistとして所属、SCF LaVigneフランスツアー、フィンランド×日本交流プロジェクトフィンランド派遣アーティストとして渡芬 ライヴ. イベントやショーレストラン等のエアリアルの演出、振り付け

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