北九州を拠点に活動しているブルーエゴナクという団体の、代表の穴迫信一です。
2月にキビるフェスにして『愛のえんえん』を上演いたします。この作品は昨年の11月に北九州で初演を迎えました。
その時は会場であるギャラリーソープの真白な壁も相まって、静閑な空気が漂っていて、お客さんは音楽を〈聴く〉ように、舞台を〈眺めて〉いました。
それはまさしく自身がこの作品で目指していたテーマのひとつである「個人のささやかさを発見する」ための行為のように思えました。
舞台上にただそれのみ置かれたラジカセ、そこから流れるローファイな音楽は、時に私たちの不鮮明さを映し出します。
さて、ツアーと言うには遠く、再演というには近い2月に行われる今公演をどう位置づければいいのか分かりませんが、
少なくとも何かしらのマイナーチェンジを施し、会場であるゆめアール大橋との親和性を意識したものに、作品は新たに進化するでしょう。
なにより4年ぶりの福岡公演ということもあり、劇団員一同とても楽しみにしております。
皆様ぜひ、よろしくお願いいたします。
2020.01.24
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