サフランライス3の宣伝です。
陰湿集団の馬場がお送りします。
新型コロナウィルスが猛威をふるっています。
1年後、このコラムを見てくれる方がいたら、そうか、コロナの時期だったかと思い出してくれるとありがたいです。ちなみに今日は3月11日です。
春は別れと出会いの季節とはよく言ったもので、我々も別れを惜しむように、演劇に励んでいます。これまでであった人が頭に残っていたら4月からの出会いに幸せを感じづらくなるでしょう。この公演は演劇公演と同時に、これまでの学生生活とのケジメとしての意味合いもあります。ウィルスで我々の劇がなくならないように、現在四苦八苦しています。
がらくた宝物殿は残念ながら、共に公演は叶いませんでしたが、多分彼らは何かしらの爪痕か我々を嫉妬させるアイディアを残し、去っていくでしょう。楽しみです。友達って離れていても「あいつなら大丈夫だろう」って思えてきますよね。とてもそんな気持ちです。
最後になりますが、まだ上演が確定とは言えません。ただ、この危機にこそ、演劇の構造改革、演劇の次の時代への進化の瞬間に立ち会えそうな気がしています。ふざけながらも希望を灯し続けます。
2020.03.12
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