ジャカっと雀という福岡の演劇団体で活動しています、桑森ケイと申します。
今月18,19日に予定していた僕らの公演も、新型コロナウイルス感染症の影響を受け中止となりました。
悔しいことですが、この時間、今というものをしっかりと見つめ、日々生きねばと思います。
SNS上で最近よく目にするのが、オンラインでの取り組みです。
公演の配信があったり、遠隔地の役者が自主的に読み合わせをしたり、新たな形の演劇的企画が生み出されていたり、と、画面越しの表現・コミュニケーションは、単なる「代替手段」に留まらない発展を迎える気配を感じます。
時代なのか表現なのか、なにかが猛スピードで洗練されているのを肌で感じます。
演劇をする、表現をするということは、それによってなにかが変わった未来を想うことにほかならないと考えています。
システムまでもがこうして変化するならば、より劇的な変貌を遂げた未来が待っているはずです。
今のところ最大の果実に見える公演の開催は無くなってしまいましたが、いち表現者として、考えるべき、するべきと思えることばかりの刺激的な毎日です。
2020.04.09
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