2月2日〜4日に、福岡市塩原音楽・演劇練習場にて、ひなた旅行舎「ひなた、日本語をうたう vol.1」という作品を、キビるフェスに参加する形で上演いたします。
ひなた旅行舎の多田香織です。
元旦から各地で大変な災害や事故が続き、身近な演劇のニュースも芸能界のエンタメなニュースも、そして海外では戦争が起きていることも、SNSではまぜこぜごった煮状態で、正直ただスクロールしてみてるだけで心がざわざわ……。
私は私の生活する場所でできること、やると決めたことにしっかり向き合い取り組もう、がんばろう…と今は日々を過ごしています。
今回の作品は一昨年に一度宮崎県で上演しているもので、その時あまりにも楽しくて、お客様からも大変好評だったこともあり、どうしてもこの作品で旅がしたく再び企画しました。
「楽しかった」ということがどれだけ素晴らしいことか。
自分たちも楽しかった作品で、観てくださったお客様もとても楽しんでもらえたなんて、最高じゃないですか…。
今回は音楽ライブ形式で上演するので、舞台上にはマイクスタンドが3本あって、日髙さんと私はほぼずっと正面を向いています。
うたを歌って、そしてお芝居して…。
なのでお芝居中もほとんどお互い顔は見ません。
私はそれでも、日髙さんの声やすぐ隣から発せられるパワーから、いろんな感情を感じて、触発されます。
お互いの顔を見ないという…考えてみたら演劇においてなかなかな状況だなと思いましたが、お互いを信頼しているからこそ、こんなに楽しめているのかなと思います。
日髙さんはギターもとても素敵に演奏されるので、そこにもぜひ注目していただきたいです。
そして、先述した通り私と日髙さんはほぼ正面を向いていることに対して、今回一緒に舞台に立つベーシストの坂元陽太さんは、もしかしたらほぼ私たちを見てくれています。
私達のお芝居や、うたを、見たり感じながら演奏しています。
坂元陽太さんのウッドベースの演奏は本当に素晴らしく、たくさん景色を広げてくれるのです。そして毎回本当に楽しそうに遊んでくれてて、このライブ感が私は堪らなく楽しく刺激的なのです。
こんなに3人が楽しく刺激的に居られるのは、演出家の永山さんのおかげだと思っています。今回披露するひなた旅行舎オリジナル曲で、永山さんのことばを届けられることもとても嬉しいです。あ、作曲は私、多田香織です。
そんな3人がカバー曲やオリジナル曲を5曲、そして短編演劇作品を3作お届けする「ひなた、日本語をうたう vol.1」
小説が好きな方、詩が好きな方、演劇、音楽が好きな方にはもちろん、気軽にふらっと見に来ていただきたい、遊びに来る、ような感覚でもいいのです。
ぜひ、観に来てください。
福岡市塩原音楽・演劇練習場で、お待ちしています。
ひなた旅行舎
「ひなた、日本語をうたうvol.1」
それぞれが音楽性にこだわって活動しているひなた旅行舎3人が、音楽ライブの形式で、「うた」から作品をつくりあげていくのが、ひなた旅行舎のうたうシリーズ。
チェルフィッチュの岡田利規が現代訳した狂言「木六駄」、詩人の書いた不思議な夫婦の会話、川上弘美原作の小説を落語に書きおろしたテキストが、どんな「うた」になるのか!?
“ものみんな ぜんぶが、うたになる”
構成・演出: 永山智行(劇団こふく劇場)
出演: 多田香織、日高啓介(FUKAIPRODUCE羽衣)
演奏: 坂元陽太
公演日時
①2024年2月2日(金) 19:30開演
②2024年2月3日(土) 14:00開演
③2024年2月3日(土) 18:00開演
④2024年2月4日(日) 14:00開演
※開場は開演の30分前
会場
塩原音楽・演劇練習場 大練習室
【チケット料金】
一般前売:3,000円(当日3,500円)
U22:2,000円(前売・当日共)
ひなた応援チケット ①みて応援 4000円 (観劇₍要予約₎+特典音源とポストカード)
②みれないけど応援 1,000円 ₍特典音源とポストカード₎
*キビる割:300円引(一般料金対象)
※全席自由
※未就学児入場不可
【チケット取扱】
カルテットオンライン https://www.quartet-online.net/ticket/utau-fukuoka
ローソンチケット(Lコード:81901)
ひなた応援チケット ②みれないけど応援チケット 下記フォームかメールで受付
フォーム https://ssl.form-mailer.jp/fms/9bc70aec799302
メール hinata.ryokosha2019@gmail.com
ひなた旅行舎
女優・多田香織の呼びかけに応じたFUKAIPRODUCE羽衣の俳優・ 日髙啓介と、劇団こふく劇場の演出家・永山智行によって、2019年結成された演劇上演 ユニットです。それぞれの名前の頭文字をとって「ひなた」とし、また戯曲をガイドブックとして作品の世界を旅し上演する者たちが集う場所という意味をこめて「旅行舎」と名づけ、それぞれの持つ資質や興味を有機的に混ぜ合わせ、濃密に作品をつくっています。
公演に関するお問合せ
ひなた旅行舎
【HP】https://hinataryokosha2019.wixsite.com/hinata
【E-mail】hinata.ryokosha2019@gmail.com
キビるフェス2024
HPはこちら https://kibirufes-fuk.localinfo.jp/
Xはこちら @KIBIRU_FES
0コメント