【第694回】野上まり(注文の多い舞台公演実行委員会 代表)

「音のないダンスワークショップ」と聞いて、どんな内容を想像しますか?


この度、“注文の多い舞台公演実行委員会”で企画したワークショップ。

きこえない人ときこえる人が一緒にダンスを楽しむにはどうしたらいいのだろう?…という考えからスタートしました。


一般的なダンスは、音楽があってそのリズムに合わせて踊るのでしょうが、音楽がきこえないと無理?いや、きこえなくても自分の身体の中にリズムがあるはずだよね。

そこからダンスをつくってみてはどうだろう?


正直、どんな作品が生まれるかわかりません~!


この企画、福岡ろう劇団博多(きこえない人が主に活動している劇団)の協力を得て、参加者の半分は手話でお話しする方です。

手話の動きから何かヒントが得られるのではないかと勝手に期待しています。


手話言語と音声言語が入り混じってのワークになりますので、双方をつなぐ通訳や文字支援を準備しています。

きこえない人も、手話がわからない人も安心!


小学生以上でご自身で身体を動かすことができる方であれば、どなたでも参加できます。


9月頭に講師の百田さんにお願いして、ろう劇団でお試しワークショップをやって頂いたのですが…

かなり盛り上がっていましたよ。


“注文の多い舞台公演実行委員会”では、

きこえない人ときこえる人の双方が楽しめる舞台環境づくりを、今後も進めていきます。


まずは一緒に、身体を動かしてみませんか?


〈申し込み〉

メールで「名前」「性別」「生年月日」「参加希望日」をお知らせください

MAIL/fukuokarougekidanhakata@gmail.com


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野上まり プロフィール

就職を機に職場で演劇好きな聴覚障害者に出会い、手話劇に興味を持つ。

平成9年、福岡ろう劇団博多に入団。以来、ろう者と共に活動を続ける。

平成10年より手話の学習を始め、8年後に福岡県認定手話通訳者となる。

平成31年、TA-netが主催する舞台手話通訳者養成講座を受講。

令和5年に“注文の多い舞台公演実行委員会”を立ち上げ、舞台手話通訳者として初舞台を踏む。

福岡ろう劇団博多の活動と共に、きこえない世界ときこえる世界をつなぐ舞台づくりを模索中。


音のないダンスワークショップ

きこえるきこえない、一緒にうごいてみるワーク

型にとらわれない、自由なダンスをたのしもう!

【音声言語⇔手話言語】通訳、文字支援あり


きこえる人ときこえない人が一緒に、テーマに対してダンスを作成し、ミニ発表会を行います。手話言語⇔音声言語の通訳と文字支援を準備していますが、身体を使ってのコミュニケーションを体感できるワークショップとなっています。ワーク中は音楽を使用しません。発表会では一部、即興で動きに音楽を合わせます。2日間通しの内容ですが、どちらか1日の参加も可能。定員は各回20名です。


講師 

百田 彩乃(だーのだんす主催、ダンサー・振付師)

音楽:加護 ひかり


日時 

(1)2023年10月1日(日)13:30~16:30(受付13:10~)

(2)2023年10月15日(日)13:30~16:30(受付13:10~)


会場 

(1)福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)5F 軽運動室

(福岡市中央区荒戸3丁目3−39)

(2)和白地域交流センター(コミセンわじろ)5F 多目的ホール

(福岡市東区和白丘1丁目22−27)


対象 

ダンスに興味のある小学生以上の方

(きこえる、きこえないどちらでも。ご自身で身体を動かすことができる方)


定員

20名


参加費

2日間参加は1,000円、どちらか1日参加は500円

見るだけの人は無料(見るだけの人も申し込みが必要です)


申込み 《締切:9/24(日)》

FAXかメールにて「名前」「性別」「生年月日」「参加希望日」をお知らせください。

見るだけのお申込みも可能です。


《※締切9/24(日)以降の受付について》

1日目については会場が狭いためお断りする場合があります。

2日目は広い会場ですので受付可能です。

いずれにしても、まだ余裕がありますのでお申し込み頂ければ折り返し連絡いたします。


FAX:092-672-7078(担当:鈴木 24時間受付)

MAIL:fukuokarougekidanhakata@gmail.com


お問合せ 

メール:21shuwa.chu@gmail.com


詳細はこちら 

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