【第669回】寺井よしみ(諫早独楽劇場)

みなさまこんにちは!

諫早独楽劇場の寺井よしみです。


諫早独楽劇場は、2/25~26に諫早独楽劇場10周年記念公演『大陸軍《グランダルメ》の寵児』を開催します。

https://www.komagekijou.com/


2011年6月にスタートした諫早独楽劇場。

コロナ禍のなか10周年を迎えましたが、記念事業をすることができずにいましたので、少し遅れましたが、このタイミングで開催する運びとなりました。


諫早独楽劇場は、元々は、エヌケースリードリームプロの渡邉享介さんが運営していましたが、2016年から私が引き継ぎまして運営しています。


渡邉さんと私は、元々、劇団ヒロシ軍の劇団員でした。独楽劇場は、ヒロシ軍の拠点劇場としての始まりの側面もありました。ですから、私も独楽劇場のスタートから関わってきたひとりでもあります。


ゴミが散乱しているのを片付けるところから始まった劇場です。少しずつ少しずつ手を加えて、やっと今の形になりました。備品なども独楽に関わってくださった方からの寄贈品も多く、みなさんのご厚意でなりたっているなあと今も実感しています。

実際、今回の公演でも、たくさんの方のご協力によって成り立っています。今回の公演を通じて、私が思っているよりも多くの方が劇場を愛してくださっていたんだなあということを再確認する日々です。


諫早独楽劇場は、演劇だけではなく様々なジャンルの企画に取り組んできました。音楽、コメディ、ダンス等々。私たちの専門ジャンルは演劇ですが、諫早という土地で演劇だけやっていても地域の方とは繋がれない、発展性がないだろうなということは初期の頃から意識して取り組んできました。

なんでもあり!それを面白がるのが、まさに多様性を受け入れるということなんじゃないかなと思っています。


そんな私たちですが、やはり専門は演劇です。なので10周年は、諫早のアーティストで本格的な演劇作品を創る!ということで企画しました。

どこかから、スゴいアーティストを連れてくるのではなく、この諫早の地から生まれる演劇をみなさまに届けたいと思っています。


作家は九州戯曲賞作家のGranous B.K Ponserさん。企画の段階では諫早在住でした。

演出は劇団ヒロシ軍の荒木宏志さん。ヒロシ軍も劇トツ×20分優勝歴のある十分な実力の持ち主です。諫早拠点に活動中です。


作品の舞台は19世紀のフランス。

ナポレオンが率いた大陸軍の個性豊かな将軍たちの話です!軍人たちの夢とロマン、そして人間の業を描いています。新作書き下ろし。九州の小劇場界では、なかなか観れない骨太歴史劇です。


そして、魅力的なキャスト陣!

九州各地から男性俳優7人が終結!

福岡から、大谷豪さん、非・売れ線系ビーナスの田坂哲郎さん、PUYEYの五島真澄さん!

長崎からは、田村隆さん、インプロ佐世保のにっしー♡さん、劇団楽園天国のTOMYさん、そして劇団ヒロシ軍の荒木宏志さん!


そして、なんと声の特別出演は、こふく劇場の永山智行さん!!!


こゆーい!なかなかのメンバーで合宿稽古して、ギュギュッと作品を作っています!


もう2度とこのメンバーが揃うことはないと思います。芝居は一期一会。この機会をみなさんに、ぜひ味わって頂きたい!一緒に豊かな時間を過ごしましょう!諫早独楽劇場でお待ちしております!

諫早独楽劇場10周年記念公演

『大陸軍《グランダルメ》の寵児』


 Granous B.K Ponser 

演出 荒木宏志


19世紀フランス、そこでは一つの時代が終わろうとしていた。

かつて時代の寵児と共に戦場を駆けた軍人達が、ひっそりと会談を行う。

時代の流れを見極める者、かつての栄光に固執する者、そして過去の亡霊に囚われ狂気の淵に陥る者──

それぞれが胸に秘したる野心を胸に、男達は語り合う。

彼らの野望は相容れず、しかし絆は断ち難い。混迷の時代の果てに、彼らは何を選び取るのか。

舞台は1815年、パリ。フランス第一帝政、今際のひと時。

──時代の名は、ナポレオン。


出演

荒木宏志(劇団ヒロシ軍)

大谷豪

五島真澄(PUYEY)

田坂哲郎(非・売れ線系ビーナス)田村隆

TOMY(劇団楽園天国)

にっしー♡(インプロ佐世保)

声の特別出演

​永山智行(劇団こふく劇場)


日時

2023年

2月25日(土)14:00 / 19:30

2月26日(日)11:00 / 16:30 ☆

☆2/26 16:30 ライブ配信あり 

アーカイブは3/12まで視聴可

※開場は開演の30分前

2/26 16:30 終演後アフタートークあり

出演:Granous B.K Ponser / 荒木宏志 / 寺井よしみ

場所

諫早独楽劇場

(長崎県諫早市八天町15-4KGビル2F)

アクセスの詳細はこちら


チケット

前売り

一般2500円 22歳以下2000円

※当日500円増

応援チケット 4000円

諫早独楽劇場10周年のお祝いとして、ご協力頂ける方は、

応援チケットの購入をお願いいたします。

https://www.quartet-online.net/ticket/grandearmee


配信チケット1600円

https://komageki10.peatix.com/


スタッフ

照明 FREE STYLE BOX 株式会社

音響 金澤尚徳

配信 Live ONE

演出助手 たなかりほ 

協力 林年行 荒井駿

宣伝美術 畑田結衣

記録写真 高橋美沙子

衣装 松永檀

題字 竹口耕輔

制作 諫早独楽劇場

制作協力 合同会社kitaya505

プロデューサー 寺井よしみ


お問い合わせ

090-2079-9093(寺井)

koma.isahaya@gmail.com

諫早独楽劇場HPはこちら


企画・製作・主催 諫早独楽劇場

助成 令和4年度芸術文化振興基金

作家・演出家プロフィール


■Granous B.K Ponser

『モノクロラセン』所属、『砂漠の黒ネコ企画』発起人。黒ネコの自由と孤独を愛する劇作家。歴史にインスパイアされ、ままならない人間の弱さやそれを取り巻く世界の美しさに迫る悲喜劇作品を多く手掛けている。代表作『喜劇ドラキュラ』(九州戯曲賞)、『僕ら、また、屋根のない中庭で』(全国学生演劇祭上演他)等。


■荒木宏志

1987年生まれ。2007年長崎県諫早市を拠点とする劇団ヒロシ軍を旗揚げ。県内外を問わず、活発的に活動中。劇団では全公演の脚本•演出•出演を担当。旗揚げ当初から変わらない青くささをモットーに不器用ながらも全力フルスイングで空回りしながらも生きる人間の作品が多い。2017・2018年北九州芸術劇場主催「劇トツ×20分」で2連覇

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