みなさん、こんにちは!
諫早独楽劇場は今年度、10周年企画をやります!!!メデタイ!!!
正確には、今年は11周年なんですが、昨年度に10周年企画をやれなかったので、今年やります!
そのひとつめの企画として10月9日に谷賢一さんをお迎えして『福島三部作上映会&トークライブ』を入場無料で行います。また、関連企画として谷賢一さんが講師の演劇ワークショップも福岡と諫早で開催します。
2021年の春に『福島三部作』の配信映像を観まして、深い衝撃を受けた私は、これはたくさんの方に見て頂きたい!と思い企画しました。
東日本大震災による福島第一原発事故という、社会的なことを扱う演劇ではありますが、まずもって骨太の人間ドラマであります。この作品を見たあと、圧倒され、心の深いところが揺さぶられ、しばらく動けなかったです。演劇の持つ力を強く感じるとともに、作演出の谷賢一さんの覚悟が伝わる渾身の三部作だと感じました。さすが岸田國士戯曲賞受賞作品だなと感銘を受けました。
長崎は被爆地でもあります。この作品を長崎で皆さんに観て頂くことにも大変意義のあることだと感じています。現代の『核』の問題。いろんな考え、立場の方もいらっしゃるでしょう。エネルギー問題は、今を生きていく私たちには無縁ではいられない事柄です。
そして、何よりも、この物語に描かれる人間ドラマ。ままならないアニマルである『人間』の愚かさや悲しさ。この福島で起きた悲劇、今も続く震災について関心を寄せることがとても大切であり、福島で起きた過去の遠い出来事ではなく、身近なこととして捉えることができたらと思います。もう二度とこんなことは起きてはいけないのです。
そんな想いをこめて開催します。
ぜひ、お越しくださいませ!お待ちしております!
『福島三部作上映会&トークライブ』を谷賢一さんを諫早独楽劇場に迎えて10月9日に開催します。
東日本大震災による福島第一原発事故が起きた双葉町の50年を綿密に取材し創作されたDULL-COLORED POP『福島三部作』の舞台映像を一挙上映。各回の終了後に谷賢一さんを迎えてアフタートークライブを開催。
今作品の作・演出家であり、『福島三部作』で第64回岸田國士戯曲賞と『福島三部作 第二部:1986年メビウスの輪』で第23回鶴屋南北戯曲賞をダブル受賞した谷賢一さんと地元の演劇人や災害支援に関わるアーティスト等とのクロストークを展開し内容を深めます!
関連企画として谷賢一による演劇ワークショップを開催します。
10月6日福岡開催、10月10日諫早開催。
こちらもお楽しみに!
諫早独楽劇場10周年企画
福島三部作上映会&トークライブ
2022年10月9日(日)
諫早独楽劇場(長崎県諫早市八天町15-4KGビル2F)にて
入場無料 (要予約)
予約フォーム
https://quartet-online.net/ticket/fukushima
お問い合わせ
諫早独楽劇場(長崎県諫早市八天町15-4KGビル2F)
代表 寺井よしみ 090-2079-9093 koma.isahaya@gmail.com
主催: 諫早独楽劇場
協力:DULL-COLORED POP モノクロラセン
【第一部】
『1961年:夜に昇る太陽』
10:00上映開始(開場9:30)
アフタートーク
谷賢一×荒木宏志(劇団ヒロシ軍座長) 渡邉享介(エヌケースリードリームプロ代表)
【第二部】
『1986年:メビウスの輪』
14:30上映開始(開場14:00)
アフタートーク
谷賢一×森馨由(劇作家 / 劇団HIT!STAGE代表)
【第三部】
『2011年:語られたがる言葉たち』
19:00上映開始(開場18:30)
アフタートーク
谷賢一×松岡優子(俳優(yum yum cheese!)・制作者(Sulcambas!)・SARCK代表・国境なき劇団メンバー)
(上映時間はどれも2時間程度。アフタートークライブは30分ほどです。)
□関連企画
谷賢一による演劇ワークショップ
【福岡開催】
俳優のための演劇ワークショップ
2022年10月6日(木)18:30~21:30
ぽんプラザホール(福岡県福岡市博多区祇園町8-3 4F)
定員 15名
参加費 3000円
予約フォーム
https://forms.gle/dEVSmhM9GLhEoxCk8
主催:モノクロラセン
【諫早開催】
俳優と演出者のための演劇ワークショップ
2022年10月10日(月・祝)
13:00~17:00
諫早独楽劇場(長崎県諫早市八天町15-4KGビル2F)
定員10人(俳優8人 演出2人)
参加費 3000円
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