「きびる」という言葉も知らずに、今回は福岡でワークショップをやらせてもらえることになりました。作品創りには「きびる」ことがとても大事です。(合っていますか、使い方?)そのひとつの方法を英国での研修で学んできました。ロンドンではなくダービーという地方の劇場で研修したのも、地域と人と劇場が結びついている素敵な環境があったからです。公演のない日でも地域の人々は劇場に遊びに来ます。小さな町でも演劇や芸術のフェスティバルは行われています。「キビるフェス」も楽しみで仕方ありません。身近に芸術がある環境はとても贅沢で心が豊かになります。誰でも参加でき、誰もが楽しむ権利がある。劇場に行くことは決して特別なことではない。そんな環境作りのための種まきができれば幸いです。
さて、僕は先生ではありません。皆さんと同じ一人の演劇人です。皆さんと一緒にワークショップを存分に楽しみたいと思います。「みんなで作品を創ることは楽しいこと」英国で学んできた一番の核になることかもしれません。
大澤遊ワークショップ —むすぶ、たばねる演出—
北村 想『ザ・シェルター』を使って
FFAC創作コンペティション 関連企画
日時
2月3日(土)・4日(日) 13:30〜18:30 ※2日間通し
会場
ゆめアール大橋 中練習室
料金
2日間通し 1,000円
※キビるフェス2018参加作品の公演チケット提示で半額
対象
俳優・演出家・パフォーマーなど(年齢・経験不問)
定員
15名程度
締切
1月31日(水)
※ 定員に達し次第締切。余裕がある場合には、締切日以降も可。
申込み先
福岡市文化芸術振興財団|092-263-6259|ffac-02@ffac.or.jp|https://goo/gl/YuTzAd
[1]名前 [2]年齢 [3]連絡先 [4]所属劇団・団体(あれば) [5]近年の舞台活動歴など(あれば) [6]ひとこと
▼プロフィール
大澤 遊(おおさわ ゆう)
1980年生。日本大学芸術学部演劇学科卒。宮田慶子、三谷幸喜、前川知大、小川絵梨子の演出作の演出助手を務める。演劇ユニット「空っぽ人間<EMPTY PERSONS>」を主宰、全作品の構成・演出を手がける。平成28年度文化庁新進芸術家海外研修制度の研修員として、英国・Derby Theatreにて1年間研修。また、新国立劇場2018/2019シーズンから始まる「こつこつプロジェクト ―ディベロップメント―」では長期的に作品を育て上げていく演出家の一人として参加することが決定している。
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