【第488回】泊篤志(日本劇作家協会 九州支部 支部長)

【月いちリーディング】の九州での実施は今回が3回目となりますが、まずは【月いちリーディング】とは何ぞや?って話ですよね。簡単に言えば、戯曲をリーディング上演して、その戯曲をどうすればブラッシュアップできるのか観客も一緒にディスカッションしましょう、という「場」なんです。

劇作家協会の九州支部を数年前に立ち上げたんですが、以前より「戯曲について語る場」が九州にも欲しいなあと思ってまして、劇作家協会が実施していた【月いちリーディング】を九州でも3年前から実施するようになりました。これをきっかけに九州全域で「語る場」が少しずつ増えていくことを目論んでいます。

実際に参加された方々からは「戯曲について自分が思っていた事と他の方が考えていた事が違っていたり、共通していたり、それを認識できて世界が広がった」「演劇について、ちょっとだけ深く考えることができた」など、舞台を見て感想をツイッターにアップするのとはまた違った舞台への関わりを持つことも体験してもらえているようです。

出演する役者陣もなかなか豪華なメンバーなので、まずは興味本位で覗いてみて下さい。そして出来たらひと言残していって下さい。

日本劇作家協会 九州支部 支部長

泊篤志 


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