【第503回】馬場修平(陰湿集団)

本馬場修平と申します。普段は陰湿集団という団体で表現活動をしています。

6月7.8.9日にかけて、演劇ユニットそめごころ「スクリーン」の公演が行われます。僕は役者として参加しています。

昨年の初演時は4人で演じていましたが今回は1人で演じるというのが大きな変更点です。また役者の数だけでなく脚本も音も照明もあらゆる演出が初演時と変わっています。前回を見た方も、見ていない方も十分に面白さを感じる構成になっていると思います。

今回、縁あって演出家の石田さんに呼ばれました。僕はスクリーンの初演を観客として見に行き、アンケートには分からなかった言葉やシーンをひたすら書きなぐって提出したことを覚えています。縁って不思議ですね。

一人で劇を進行していくにあたり、多くの言葉を稽古中、石田さんと交わしてきました。その中で印象に残っている言葉があります。それは僕がこのスクリーンに込める思いを石田さんに聞いたときの言葉でした。

「「あなたとわたしが居る。共に存在している。それだけでいいはずだ。」と思い、スクリーンの着想を得た」

なにか素敵な言葉だなと思いました。

今回のスクリーンは実験劇ということで、実験らしく、石田さんのこの思いに近い結果を得られるお芝居を目標に頑張ります。

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