緊急事態宣言が解除され、通常の生活を取り戻そうと、世の中が動き始めました。
しかし イベント、ライブ、演劇等 人が集まる事に関しては、まだ、不安がある事も事実で、ぽんプラザホールも再開したものの、公共施設なので、公演をするには感染症対策の徹底が求められます。
昔のドラマの再放送が多く放映されていますが、ある昔のドラマで合コンのシーンが流れていました。「人と人が近っ!」って思いました。
今の常識では自然とそう思ってしまったのです。
対策をすればやれる場所がある、でも安心して楽しんでいただける事ができるのか?
頭に浮かんだのは、三谷幸喜さんの傑作舞台「笑の大学」でした。(映画にもなりましたが)
戦時下の喜劇作家が検閲官の難題をクリアして、しかも更に面白い脚本を生み出していきます。
今の状況は、天が演劇にお題を出してるんだな、と。
ライブや演劇も配信が増え、新しい手法も生まれています。
でも、目の前で生の舞台を観てほしい。
同じ思いの演劇人が集まりました。
私たちなりの一つのやり方です。楽しんでいただければ幸いです。
荒巻久登
(フリーの舞台照明。主に福岡の演劇公演の照明を続けて30年ほど。
不定期に演劇公演のプロデュースなどもおこなっている。)
2020.07/12
0コメント