『小説では味わえない生の感情』
奥村ですがね。
という書き出しで始めるのが好きな劇団「ワンツーワークス」所属の自称「超ベテラン」「劇団の大幹部様」、奥村洋治です。
一旗揚げるべく上京して、早や37年になろうかという今。
旗は揚がったのか、揚がらなかったのか。何をもって「一旗揚がった」ことになるのか。そもそも旗を揚げるって何? そんなことのために上京したんだっけ? そうだよ。「役者をやり続けること」が目標じゃなかったっけ?と現状追認言い訳しつつ、その「目標」はずーっと継続達成されています。つまり、ずーっと役者をやり続けてます。
そしてこの度、日本劇団協議会の主催で(※下に詳述)、福岡をはじめ計7カ所にてキャラバン公演の運びとなりました。
ご披露する演目は、『R.P.G. ロール・プレーイング・ゲーム』。
原作は宮部みゆきさんの推理小説。脚本・演出は我が座長で、なかなかに見応えのある完成度。あ、我が座長・古城十忍氏は劇団のボスであると同時に劇作家で演出家。外部の演出・脚本もやったりして大活躍の人物なんですが、今回の脚本化も手掛けており、それがまたお見事な出来。
小説の展開を演劇的に、うまい具合に抽出していて原作の良さを損なわない、かつ目の前で人が演じる演劇だからこその小説では味わえない生の感情がズドドーンと伝わってきて感動もひとしお。さすが!拍手!ぱちぱち!
ま、一般の方には知名度低いからね。身内からPRしときます。
おまけに役者陣。揃いも揃って、超ベテランの私の影が薄くなるんじゃないかと危惧するほどの個性ある濃さ。そして華麗さ。女優さんはみんなきれい! あ、こんなこと書くとコンプライアンス違反? 男はみんないい男……。ライブだからこその臨場感。わくわく感。
演技の道を究めるための修行37年の現在地を、しかとご確認あれ。
※主催:公益社団法人日本劇団協議会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業[アートキャラバン2]) 独立行政法人日本芸術文化振興会
ワンツーワークス #38
シリーズ[家族を見つめる]①
『R.P.G. ロール・プレーイング・ゲーム』福岡公演
【作】宮部みゆき(集英社文庫)
【脚本・演出】古城十忍
【出演】
奥村洋治 関谷美香子 長田典之
川畑光瑠 東 史子 みょんふぁ 小林桃子
安森 尚 小林諒音 綾城愛里奈 原田佳世子
小田原 麗 増田 和 小山広寿 金原直史
【公演日時】
2023年6月30日(金)18:00 開演
(17:00 受付開始、17:30 開場)
【会場】
(〒 819-0005福岡市西区内浜1-4-39)
【チケット料金】(全席自由・税込み)
前売開始:発売中!
一般:3,000円、学生:2,000円(前売・当日とも)
*「学生」チケットは当日、会場で学生証の提示が必要です。
*受付開始及び当日券販売開始は開演の1時間前、開場は開演の30分前。
*10歳未満の児童はご入場いただけません。
【チケット取り扱い】
チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/onetwo-works/
アートマネージメントセンター福岡
TEL:070-3258-4941(10:00 ~ 19:00/第3水曜定休)
ワンツーワークス
TEL:03-5929-9130(平日12:00 ~ 18:00)
【お問い合わせ】
アートマネージメントセンター福岡
TEL:070-3258-4941(10:00 ~ 19:00/第3水曜定休)
ワンツーワークス
TEL:03-5929-9130
【スタッフ】
[美術] 礒田ヒロシ
[照明] 磯野眞也
[音響] 黒澤靖博
[衣裳] 友好まり子
[舞台監督] 尾崎 裕
[制作] 藤川けい子
[演出助手] 日置なお
[小道具] 田邉かおり
[大道具] 伊藤幸夫 イトウ舞台工房
[イラスト] 古川タク
[デザイン] 西 英一
[スチール] 富岡甲之
[写真撮影]黒木朋子
[録画]後藤輝之
[HP制作] 吉田淳一
[制作助手] 上田貴大
[マネージメント協力]エンパシィ/希楽星/SORIFA/プロダクション・タンク/まんてんぼし (以上50音順)
[ワンツーエンジェル]安藤聡一郎/武井高之/小笠原由季恵/大塚順一/伊勢崎健/髙宮香枝/天野真希/森田茂伸/小野 実/菊池悦子/岡野正義/関建二郎/谷山浩一郎/つるさん/torima/ななな/てん子/いっちゃん ほか匿名の方々
[製作](株)オフィス ワン・ツー
[福岡コーディネーター] アートマネージメントセンター福岡
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