【第541回】河口円(DOORプロデューサー)

「始まりはいつもひとり。」

大阪で演劇プロデュース企画をしているDOORプロデューサー河口円です。

DOORは河口円の一人プロジェクトです。毎回伝えたいことをまとめて作・演出・出演者・スタッフにオファー。そこから「DOORプロデュース」が始まります。

それまではひとりです。

何を暗いこと書いてるんだって思われるかもですが「ネガティブ」な性格の私にとっては「誰か」と繋がることにとても「不安」を感じます。

私なんて気づいてもらえなくていい。そっとしててほしい。そう生きてきました。

でも公演の度に「誰か」がどんどん増えていくのです。始まりはひとりだったのに気づけばたくさんの「誰か」がいます。あんなに不安だった心が最近はあったかくて幸せです。

ひとりやけど「ひとりじゃない」んやなあってココロが楽になりました。

今回上演する「ピタゴラスのドレス」は「幸せの在り方」について考える物語です。

どんな生き方をしてても「不安」がつきまとう。

お母さんでも、仕事してても、学生でも、ひとりでも、どんな生き方をしててもあなたの明日がほんの少しだけ「幸せなんだ」と言える人生であってほしいと願っています。

そしてこの物語が貴方のココロに届きますように。

ぜひ逢いに来てください。劇場でお待ちしております。

DOORプロデューサー河口円

2020.02.07


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